ヤマハ パシフィカ611の評価・使用感レビュー!2019年から使用しているボクの感想

 

ヤマハ パシフィカ611 VFM TBLを使ってみて感じるパシフィカの評価・使用感をお伝えします。

 

価格と仕様内容のコスパが良いと言われるヤマハ パシフィカが気になる方の参考になれば嬉しいです。

 

目次

ヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)が注目される理由

 

「10万円以下の予算で候補に上がるヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)が注目される理由はどうして?」

 

「youtubeで盛んに紹介してる人達って【案件】として依頼を受けた人達なんでしょ?」

 

そんな印象を持っているあなたへ、実際に使っているボクの正直な使用感をお伝えします。

 

ヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)を使ってみて思う事第一位は

 

 

価格と仕様の内容が素晴らしい

 

ヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)611トレモロアーム付きの価格は、先ほど検索したところ約70.000円(税込み)でした。

 

この価格でこの仕様は中々良いなと感じます。

中々だなと感じる仕様は

 

ペグ

Groverロッキングチューナー

Grover(グローバー)社の刻印が良い感じのロック式チューナー。
古くはエリック・クラプトンなど多くのギタリストに愛されているペグです。

 

Grover(グローバー)社の刻印が良い感じのロック式チューナー

 

ブリッジ

Wilkinson VS50-6

ギターブリッジを交換する際にプロ・アマ問わず選ばれるWilkinson(ウィルキルソン)ブリッジ。

 

Wilkinson(ウィルキルソン)ブリッジ

 

ボディ

フレイムメイプルトップ、アルダーバック

定番の組み合わせ。バスウッドではありません。バスウッドは安価なギターに使われる事が多いですね。別にバスウッドは音が悪いという事ではないですが。

 

フレイムメイプルトップ、アルダーバック

 

ネック

メイプル材

多くのギターに使われるネック材。パシフィカも当然ながらメイプルネックです。

 

メイプル材

 

指板

ローズウッド

指版表面に貼られている木材。これも定番ですね。

 

ローズウッド指版,ミディアムフレット

 

フレット数

22フレット

レギュラーチューニングの場合、1弦最終の22フレットを1音チョーキングすることで開放弦のEに対して2オクターブ上のEまで出せます。

 

22フレット

 

フレット

ミディアムフレット

最近の流行り。昔のフェンダーやグレコ・トーカイ等のコピーモデルに標準で付いていたフレットより若干高めの仕様で、チューキングがやり易い印象。

 

ローズウッド指版,ミディアムフレット

 

 

ピックアップ

セイモアダンカンSP90-1n,セイモアダンカンCustom5

フロントにセイモアダンカン製SP90-1n、リアにセイモアダンカン製Custom5。

リア・フロント共にセイモアダンカン製のピックアップが標準搭載されているアドバンテージは大きいです。

 

フロントにセイモアダンカン製SP90-1n、リアにセイモアダンカン製Custom5
フロントにセイモアダンカン製SP90-1n、リアにセイモアダンカン製Custom5

 

 

コントロール

マスターボリューム、マスタートーン(+コイルタップスイッチ)

フロントピックアップ、リアピックアップ両方に効くボリュームコントロールとトーンコントロールです。

 

トーンコントロールノブを引き上げるとリアピックアップがシングルピックアップ状態(コイルタップ)になります。

 

マスターボリューム、マスタートーン(+コイルタップスイッチ)

 

ピックアップセレクター

3WAYセレクター

ブリッジ側へ倒すとリアピックアップ、ネック側に倒すとフロントピックアップ。真ん中の位置ではフロントとリアのミックスの音が出るタイプです。

 

因みに、真ん中の位置にした時にリアピックアップが自動でコイルタップした状態になるという書き込みがありましたが、パシフィカ611は残念ながらなりません。

 

あくまでもトーンコントロールを引っ張り上げないとコイルタップ効果は得られませんので誤解のない様に。

 

マスターボリューム、マスタートーン(+コイルタップスイッチ)

 

 

ヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)611の使用感

 

実際にヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)611を使ってきたボクの感想は「ニュートラルな音の仕上がり」という事ですね。

 

どういう事かと言うと、

 

■メタル系の音楽にマッチするキャラクターではない

 

■リアピックアップのセイモアダンカンCustom5は出力があまり大きくなく歪ませても芯のある抜ける音

 

■フロントピックアップのセイモアダンカンSP90-1nは本家より良いのでは?と感じる位クランチトーンで独特のジャキジャキ感を味わえる

 

■歪み系や空間系のエフェクター乗りが最高歌モノのバックで弾くギターに最適バラードからドライブしたリフメインの曲まで、気持ち良く使える

 

使ってみて感じるヤマハ パシフィカ611の印象を書いてみました。

 

ギター本体の癖が薄い分、各種エフェクターとの相性も良く、結果、様々なアレンジの楽曲でプレイし易く感じるんでしょうね。

 

 

ライブで使った時の音に対しての反応は

 

ライブハウスで初めてパシフィカを使った時、会場で聴いていたギター仲間からの反応は

 

「抜けが良く甘い音だな」

 

という感想でした。

 

会場に置いてあったアンプはJC-120、各コントロールは

 

・ボリューム 4

・ベース 4

・ミドル 5

・トレブル 6

 

 

といった設定でしたが「甘い音」という感想にはチョッとビックリ。

 

家で音作りをする際、自宅用アンプでクリーンなセッティングを決め、歪みはそのセッティングに合わせて調整。

 

ライブ会場での音出しで若干の微調整をするって感じなのですが、確かにパシフィカって耳に痛い感じがしないかも?

 

そんな事を思った記憶があります。

 

演奏した曲調は、バラードあり~パワーコードガンガンの曲もありって感じでしたが、ディストーションを使ってもギラギラ感は少なく音の芯を感じる音。

 

オーバードライブを使ってもモコモコ感は無く抜ける音。

 

全体的なセッティングで音は決まるので、全てがパシフィカのカラーとは言えませんが、耳触りの良い音だったのは確かの様でした。

 

ボクは他にストラトキャスタータイプのギターを所持しているので、パシフィカを検討した時は、SSHピックアップレイアウトの612では無く、リアにハムバッキング、フロントにP90モデルのピックアップが付いた611を選んだのですが、フロントピックアップがP90は大正解でしたね。

 

クランチトーンで「ジャギ~ン」というあの音、最高です♪

 

 

パシフィカは「非の打ち所がないギターか?」と訊かれると・・。

 

■ヤマハ パシフィカはコスパが良い

 

■ボーカルモノのバックで弾くのに最適

 

■エフェクターとの相性が良い

 

使用感として良い事ばかりを書いてきましたが、「非の打ち所がない程優れたギターか?」

 

と言われると流石にそこまでではないです(笑)

 

音としての不満は特に感じませんが、気になる部分・改良してほしい箇所を挙げてみますね。

 

改良希望その1

フレットの加工

フレット端の加工が気になるんです。チョッと丸く削り過ぎというか、1弦が弦落ちし易いんですね。ここは慣れが必要だなと感じます。

 

改良希望その2

ロック式ペグ

ペグで弦をロックしてチューニングを安定させる仕組みなのですが、強く締めすぎると弦が切れる。これもコツが必要な箇所だと思います。

 

改良希望その3

ブリッジの駒の固定方法

ブリッジ駒を前後に動かしオクターブチューニングを行った後、細い六角レンチで締めて駒を固定します。この駒を固定するネジ山がナメ易いんですよ。

 

改良希望その4

トーンコントロールのポットの硬さ

手ごたえ無さ過ぎ。もうちょっと回すのに重さというか手ごたえが欲しい所です。

 

最後に謎?な事

買って弾き始めると指先が黒っぽくなるのは何故?しばらくすると無くなるんですが、これ謎です(笑)

 

ヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)を買って後悔したことは勿論無く、使いやすく良いギターだなという思いは変わらずですが、細かい所で「ここはどうにかして欲しい」部分はありますよね。

 

 

パシフィカが初心者に最適と言われる訳は?

 

パシフィカが初心者に最適と言われる理由は、やっぱり価格と仕様から感じるコスパの良さでしょう。

 

そして音はしっかりしており使用しているプロギタリストもいる。

 

ウィキペディア~ヤマハ・PACIFICA使用歴があるギタリスト

 

求めやすい価格と長く使っていける仕様の良さはこれからファーストギターを選ぶ方に最適な1本だと思います。

 

 

ヤマハ パシフィカ611の世間の口コミや評判は

 

実際にヤマハ パシフィカを購入した方々の生の声を紹介します。

 

持っていない方があれこれ語るのって変でしょ?(笑)

 

文面そのままをブログに載せるのはダメな様なので、内容を箇条書きで紹介しますね。

 

 

サウンドハウス様の販売ページで見つけた口コミ

 

お買い得なギター
ピックアップP90が搭載されたギターを探しパシフィカをチョイス。当初パシフィカ311を検討したが611のセイモアダンカンピックアップ搭載やロッキンチューナーといった仕様に惹かれパシフィカ611を購入。

 

お値段以上のクオリティ
ロックペグ、ダンカンPU、ウィルキンソンブリッジ搭載でこの価格は凄い。
PUのP-90タイプは太く甘く芯があり、気持ちの良いサウンド。
ナット幅が狭く、人によっては弾きにくいかも?
ナット溝の深さがイマイチ、ローコードを押さえた時に弦高の高さを感じる。
品質としては他社の10~12万円クラスのギターでは?

 

この価格ならば
チューニングの安定・丁寧な造り・賢いギター。
ボリュームノブとトーンノブの硬さが違うので不用意に触って動かしてしまわない様注意が必要。

 

 

ヤマハ パシフィカ611について誰もが抱く疑問

 

価格と仕様内容から「コスパ良し!」と思っている僕ですが、ここで疑問に思うのは

「質の高いパーツや定番の木材を使っているのに安いのは何故?」ということ。。。

 

その理由は生産場所。

 

パシフィカはインドネシアにあるヤマハ自社工場で造られているんですね。

 

人件費を安く押さえ、品質管理はヤマハ側で行う体制。

 

同じ仕様で国内生産となれば10万円台の価格位になるのでは?と思いますよ。

 

 

パシフィカ611の現在価格

 

時期によって販売価格も変わるりますが、現在の価格時は以下の通りです。

 

 

 

 

これからギターを始めたい方~パシフィカと併せて揃えて欲しいお勧めのアイテム

 

「予算10万円位でギターとエフェクターを揃えたい」

 

そんな方にお勧めのアイテム

 

ヤマハ パシフィカとBOSS MS-3のコンビネーションがベスト!

 

何だか話題になったアニメで出てくるコンビネーションですが(笑)

 

まじめに超お勧めです!

 

実際、ボクのエフェクターボードは

 

・BOSS MS-3

 

・BOSS DD-200

 

・NUX Amp Academy

 

の3つだけです。

 

以前、コンパクトエフェクターの

 

BB Preamp

EP Booster

 

をMS-3に繋いでましたが売っちゃいました。

 

理由は、エフェクターボードをコンパクトに軽くしたかったから。

 

新品のMS-3だと予算オーバーですが中古で購入すれば何とかね。

 

スッキリしたエフェクター環境は快適です♪

 

以上、ご参考までに。

 

 

ヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)611レビューのまとめ

 

【ヤマハ パシフィカ611の評価は?2019年から使用しているボクがレビューします】というタイトルで所持しているヤマハ パシフィカ611をご紹介してきました。

 

この記事でお伝えしたいのは以下の通り。

 

■ヤマハ パシフィカ611は価格と搭載パーツのコスパがとても良い

 

■購入者の多くはそこに惹かれて購入

 

■癖のないキャラクターはエフェクターとの相性もグット

 

■細かい所での改良して欲しい部分もある

 

 

又、こんな方にパシフィカはお勧めです。

 

■これからギターを始める方が買うファーストギターに悩んでいる

 

■昔、バンド演ってたけど又バンド始めるかぁって方へお勧めの1本

 

■シングルコイルギター愛好者が「ハムバッキングもなぁ」と思うなら是非、試奏を

 

 

現在、ヤマハ パシフィカ(yamaha pacifica)611は在庫切れも多い様です。

 

チェックしてみて下さいね。

 

 

 

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